本文
青空美術館作品紹介(市役所通り)
作品名をクリックすると、位置情報のページが表示されます。
時空孔
作者/朝野浩行(大阪府)
作品の紹介/この彫刻は時空をテーマにして制作しました。素材の石は,その誕生から私たちが想像も出来ないほどの時間を持っていると思います。私は,その悠々の時間を形にして表現したいと思いました。彫刻の穴から日の光が入り,彫刻の窪みに光の影を映します。
時空の穴を潜った光が石の中で動く形も彫刻の一部としてご覧ください。
芽吹き
作者/鬼塚良昭(宮崎県)
作品の紹介/枕崎から様々な可能性と未来が芽吹くことを願い,また自他の生命の安全と尊重の願いを込めて制作した。
二つの螺旋<風門>
作者/山崎哲郎(東京都)
作品の紹介/地上から伸びた二つの柱は右へ,左へと螺旋を描き空中でアーチを構成します。この作品を通りぬける風を感じてください。
Twist Hexagon
作者/松本憲宜(東京都)
作品の紹介/生命力,躍動感,存在感,緊張感などをテーマに,作品の回りの空間も意識した繊細かつ大胆なフォルムを目指し,作品を通して,光や風を考慮した生命感あふれる時の流れを表現しようと努めた。
根菜類
作者/福元修一(鹿児島県)
作品の紹介/根菜のもつ生命力を御影石という素材でどこまで表現できるか挑戦,表現してみた。
たまきはる~ひとつの空
作者/島 剛(茨城県)
作品の紹介/「たまきはる」は万葉時代の「いのち」の枕詞。「きはる心」。一つのシリーズとして制作している。陶の作品で上部には空になびく雲や風をイメージし彩色している。
風刻
作者/伊藤正人(埼玉県)
作品の紹介/南北に細長い日本では,それぞれの風土(土地の気候・気象・地形・地質・景色)と悠々の時間の中から,各地固有の歴史と文化を創り,人間の気質をも育んできました。その全体を心と体で感じた瞬間,我々は「風を感じる」と言葉を発します。「風刻」は,私が感じた「南国の熱く・力強い風」を赤御影石で抽象表現した作品です。
大地の鼓動~櫻島
作者/橋本恵吏(愛知県)
作品の紹介/悠然と構える櫻島。鹿児島の力強いエネルギーのシンボル。本体と台座の石の素材にも工夫し制作した。
ふふふ
作者/宮薗広幸(鹿児島県)
作品の紹介/私の制作は,もともとイメージした形を計画通りに創り上げるのではなく,まず材料との出会いによってすべてが始まるといっても良いです。木や石の質感や雰囲気,その形や大きさなどから造形としてのイメージが浮かび上がった時に,制作に取り掛かります。タイトルはその時に感じた「リズム」とでも感じてもらえればと思う。
煌(こう)―若木と花弁
作者/信ケ原良和(京都府)
作品の紹介/一つの芽が,木になり葉がつき花が咲く。そして種が出来,地に落ちる。そんな生命の循環を,金属を素材に太陽の光を絡めながらファンタジックに表現した作品である。
イ・キ・モ・ノ
作者/田中伸季(石川県)
作品の紹介/最初,ヤギの顔をした等身大の人物を制作していた。あるとき,顔と足をくっつけてみると,思いもかけないユニークな「いきもの」が出現した。枕崎のマスコットとして可愛がってください。
<第7回風の芸術展大賞作品>
風樹
作者/村木薫(新潟県)
作品の紹介/コンセプトは「命」「再生」「命の循環」。枕崎という土地が持つ「記憶」「自然」を融合させ,枕崎という土地を空間として体感してほしい。
KURURI
作者/藤岡智紀(滋賀県)
作品の紹介/石彫はマイナス(引き算)の作業。彫ったり磨いたりしてかたちをつくる。だから限界が生じるし,表現しきれない部分がある。でも私は石を介してプラスの仕事をしたいと思っている。石の持つ素材としてのエネルギーは強大で,それが人との距離感になる。色を入れたり,ボルトを使用することでその力を中和し,石をもっとよく身近に感じさせることができる。
Space
作者/平田隆宏(愛知県)
作品の紹介/近年取り組んでいる「Space」シリーズ。空洞化した内面は鏡面仕上げとし,吹き抜ける風や光をイメージしながら制作した。
<第6回風の芸術展ヨーロッパ賞作品>
切り取った海
作者/竹鶴壽男(神奈川県)
作品の紹介/枕崎に立つ白波をシンボライズ化。円柱の台座に立つことで,力強さと優しさを表現した。
ひととき
作者/竹 道久(鹿児島県)
作品の紹介/小鳥が肩にとまり,佇む少女。静かな時間の経過と,少女の優しさを表現したかった。
THREE PIECES
作者/藤元安春(宮崎県)
作品の紹介/楕円型をしたブロンズ作品。中は空洞化し,作品の表情として,表面に無作為な形の穴を施した。まちの片隅で,枕崎の風が作品を通り抜ける。爽やかな光も感じて・・・。
鼓動
作者/八田隆(鹿児島県)
作品の紹介/整然とならべられた石の個々の表面は,枕崎の光を受けて,様々な表情を映し出す。あるいは叩くことで,シンフォニーが奏でられるよう・・・。
萌芽・再生
作者/竹鶴壽男(神奈川県)
作品の紹介/アルミニウムが素材。上部を鏡面化することで生命の瑞々しさ,また下部はしっかりと根を宿した大きな大地をイメージした。生命の力強さと再生力を表現したかった。
ときどき人の心を通る
作者/通畠義信(鹿児島県)
作品の紹介/彫刻はその様式や,内容にかかわらず,素材との付き合いは避けて通れない。私の場合,それほど多くは無いが,数種類の素材を「その時にできることできないこと」という基準で,使い分けてきた。素材のバラツキは,また私にとって新しい材料との出会いでもあり,そこから新しい展開を見出すこともある。
生命の記憶
作者/長谷川政弘(京都府)
作品の紹介/近年取り組んでいる「生命の記憶」シリーズ。大きく制作されたものが南溟館登り口に設置。
生命形状~はじまりのかたち
作者/鐡岩隆(神奈川県)
作品の紹介/私の作品は「自然界の生命」が中心的テーマ。〈人間は自然とどう関わって生きていくか〉ということを表現したい。
蕾と精霊達
作者/田中伸季(石川県)
作品の紹介/作品のテーマとして「物語性」を重視しており,この作品から様々な物語が始まればと思い創りました。
風の輪
作者/田中等(宮崎県)
作品の紹介/心地よい風と光が空洞を通り抜けるとき,見る人の心にも吹き抜ける・・・そんな作品でありたい。
石のおもては光の,さけめは風の,くぼみは水の,住み処
作者/寺田武弘(岡山県)
作品の紹介/岡山は花崗岩の豊富なところで,古代から花崗岩文化と呼ばれる流れがあり,その一つに1300年前,瀬戸内を望む海抜400メートルの岩山頂上近くに造られた朝鮮式山城「鬼の城(きのじょう)」がある。これは西日本にしかない古代遺跡のひとつで,岩山の石で築かれた城壁や城門,水門の跡など近年発掘が進み,その全貌が現れつつある。作品は,ここから得た古代幻想とでもいったイメージを絵に,一個の石を分割し,組み合わせただけの装置としての彫刻で,組み方は自由である。
風洞
作者/高濱英俊(東京都)
作品の紹介/私は風のような存在になりたい。私は風と同化し,風の記憶の世界を彷徨し,そのイメージを具現化したい。
JUNGLE GYM
作者/清水隆義(東京都)
作品の紹介/ジャングルジム。素材は鉄。
このマケットが実際に大きく公園などに設置された時に,子供たちが楽しそうに遊んでいる光景をイメージして制作した。