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青空美術館作品紹介(駅通り)
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海風(ウミカゼ)
作者/竹鶴壽男(神奈川県)
作品の紹介/枕崎の「海の神」「風の神」をイメージし,形象化した。
環
作者/松本憲宜(東京都)
作品の紹介/自然世界のダイナミックなエネルギーと生命力の中に,私は存在している。過去からの生命の営みが未来へと繋がっている。「環」は,円環のエネルギーの波動をシンボライズしたもの。鏡面のステンレスは「水」の輝きを,形態は「花」を表現している。「環」は作品のフォルムを表すだけでなく,環境,循環を意味し,万物のサイクルを意図したもの。
時間旅行者のために No.0218
作者/原透(神奈川県)
作品の紹介/「椅子」は座るという機能のほかに,地位,位置,役割の象徴という意味がある。自分の置かれた現状を確認しなければならない時期に来ているのでは。地球環境を含め,多くの問題に直面している現代ですが,今の私たちのポジションは,この椅子のように歪み,危うい形になっている。
斜石館
作者/佐藤弘徳(宮崎県)
作品の紹介/石積みによる建築物をイメージした個体で捉えようとした。斜めに建て,中の構造も普通にはない形をとって,非日常の空間を創ろうとした。
断崖
作者/福元修一(鹿児島県)
作品の紹介/「断崖」を独立した個体で捉えようとした。無機質な崖に向かい合っていると,水や風,光を受け入れ,自分の呼吸とも向き合わなければならないと気付く。枕崎の海を見つめる陸の断崖として愛されて欲しい。
遠くへ
作者/野崎窮(徳島県)
作品の紹介/この作品は,海岸を散歩した時によく見かける,岩の風化した形を参考にして制作。その意味で,あまり人工的な感じを受けないことでしょう。なつかしい気持ちや,優しい気持ちになっていただけたら幸いである。
<第9回「風の芸術展」協賛賞>
Ring(カタグルマ)
作者/塚本洋守(佐賀県)
作品の紹介/人体をイメージしたパーツ(18個)を輪として繋げ表現した。輪は人の知恵の輪,社会の友好の輪,親子の触れ合いを象徴として輪にした。社会,地域,人と人,家族の触れ合いをテーマにした作品。
鳥
作者/八田隆(鹿児島県)
作品の紹介/鳥のフォルムを抽象化。枕崎に降り立ちたたずんでいる様子。適当な距離感を保ち,様々な角度で見て欲しい。
Space2
作者/平田隆宏(愛知県)
作品の紹介/ここ数年取り組んでいる「Space」シリーズ。私は海や空,太陽にあこがれる。制作をする上で少しでも「我」がなくなり,ほんの一瞬でも,みんなの体の中にある遠い昔の宇宙の記憶にふれることができるなら,今よりもいい作品が創れると私は信じている。
Wave
作者/宮崎順一(東京都)
作品の紹介/大地から生まれる現在の形を表現したかった。それをたまたま大理石(縞模様)で作ったら,水の流れのように見えたので,題名を「波(ウェーブ)」とした。
くくく
作者/宮薗広幸(鹿児島県)
作品の紹介/鑑賞者に対して作品の意味を限定しないようにしている。その場の空間も含めて味わってほしい。是非実際に手で触れて欲しい。題名は人を引き付けられるよう,出来あがった瞬間に自分が形から感じた「音」を題名にした。皆さんはどんな音を感じますか。
Metamorphosis(変容)-dimension(次元)について
作者/山崎哲郎(東京都)
作品の紹介/舞い降りた三枚の平面が徐々に形を変えて一つの立体が生まれるイメージ「Dream come true(願いはかなう)」を表現しています。
作品名の「Metamorphosis」は,蛹が蝶へ変化するような大きな変化の様子を意味します。