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JR指宿枕崎線(指宿~枕崎)活用に関する検討会

印刷用ページを表示する掲載日:2023年7月25日更新

背景と目的

  枕崎市の公共交通は、JR指宿枕崎線や路線バス、タクシーが市民等の貴重な移動手段としての役割を担っています。

  JR指宿枕崎線は、沿線市民の通勤・通学手段のほか、日本の最南端を走るJR路線として高いブランド価値があり、南薩地域の観光に大きく貢献してきました。 しかし、全国の多くの地方鉄道と同様、人口減少や自家用車の利用拡大等を背景に年々利用者が減少しています。近年は、新型コロナウイルス感染症の影響によりさらに減少傾向が強まっています。

  九州旅客鉄道株式会社では、2016年度分から平均通過人員(利用者数を示す指標、人/日)を公表しています。これによると2021年度の「指宿~枕崎」線区の平均通過人員は240人となっており、前年から15人/日減少しています。1987年度(昭和62年度)と比較すると702人/日の減と、約25%の水準まで落ち込んでいます。2020年度分からは線区別の収支も公表していますが、「指宿~枕崎」線区はマイナス収支が続いています。

  これまで枕崎市では、沿線の鹿児島市・指宿市・南九州市とともに「指宿枕崎線輸送強化促進期成会」を組織し、九州旅客鉄道株式会社や国・鹿児島県に対して、路線維持や利便性の向上に関する要望等を行ってきました。

  今後も持続可能な鉄道、沿線市の住民に移動手段として利用される指宿枕崎線を目指し、九州旅客鉄道株式会社・国・鹿児島県・南薩の沿線3市で利用促進策を検討し、各々単独でまたは連携して様々な施策を実施していきます。

検討会

2023年度(令和5年度)第1回検討会

 公表資料 [PDFファイル/411KB]

枕崎市地域公共交通計画

 枕崎市は地域公共交通計画を策定し、持続可能な地域公共交通を構築するための施策を展開していきます。

 計画の詳細はこちらからご確認ください。

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