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この合同訓練は、災害対応能力の向上と南薩地域の相互応援協定に基づく対応時の連携強化を目的に、令和元年度から枕崎市消防本部、指宿南九州消防組合、南さつま市消防本部の3本部で実施しており、今年度は指宿南九州消防組合が担当として企画・調整し開催されました。
訓練内容は、火災対応訓練(FFS:ファイヤー・ファイター・サバイバル)で、近年、木造主体の建物から高気密・高断熱の建物が急増し、そのことにより屋外からの放水だけでは消火困難となり、屋内進入による消火戦術をとらざるを得ない状況の中で、消火活動中の消防士の殉職者が全国的にも多くなっていることから、火災現場で活動する消防隊員の危険や事故を防止する目的で、火災現場において臨機応変な対応と自力脱出するための「知識」と「技術」を習得するため、同組合消防本部南九州消防署の救助隊長により講義と実技指導を実施してもらい、非常に貴重な訓練となりました。
本訓練は、指宿南九州消防組合職員の全面的な協力のもとでの開催となりました。当日は小雨が降り寒い中での訓練となりましたが、訓練終了後、意見交換会も含め、あらためて隣接消防本部との横の繋がりと顔の見える関係を構築できた、熱い一日となりました。